アジア最後の陸路越境

今一番心配なこと

今、一番心配なことは何かって。今まさに使用しているPCの死期が近づいてきていることです。数ヶ月前から、「ウィーーーーーン」って音がすごいし、PC裏の左側からの発熱がすごいのなんの。足の上に置いて使ったりできないレベルに達することもあるんですけど… どこかに置くときも必ずPCと地面の間に空間を作って配慮しているつもり… OSはVistaで、オフィスシリーズは2007だし。古いね。旅の途中で壊れないことを祈るばかりです。

タイからマレーシアへ越境

さ、今回は越境シリーズです。タイからマレーシアへの移動です。文章ばかりの記事なので、いつもみたいにたくさんの写真はないです。

この先、読むか読まないかは、あなた次第。

さぁ、どうする!笑

移動手段

本題に戻りまして… 前回の記事(ペナンでバスチケット手配)の通り、バスは事前に予約済みです。プーケットからペナンへの移動は、

  1. 飛行機で余裕パターン
  2. 同一バスでの長期戦パターン
  3. バスを乗り継ぐパターン
  4. バスと電車とフェリーのコンボパターン

などがあります。料金は1から4にいくほど安くなります。(1の早期予約のLCCの場合や3と4の順番はあやしいですが…)宿の人に相談したところ、どこかに電話をかけてくれました。電話先の人は、2を紹介してくれました。しかし、すすめたのは3のパターンでした。一つのバスで行くより、乗り継いだ方が安い場合が多いのだとか。ただ、これ終わってみればの話ですが、必ずしもそうとは限りません。これは自分の頑張り具合と運に左右されると思いますわ。第一に、バス会社によって運賃がバラバラな上に、それらの値段をネットや聞き込みで調べられない。バスチケット売り場に行けば、当然料金は分かりますが、乗り継ぎの場合は行ってみるまで謎のことも。二つ目に、店に値段が貼りだされていないこともあるから、相場を知らないとぼられるんじゃないかと料金を疑ってしまう。個人経営っぽいオフィスへ行くと、それこそ料金が書いてない。聞いてみて、高いと感じ立ち去ろうとすると、

平気でディスカウントしてくる。

などなど、とにかく正規の料金というか、最安値が分からない or よく利用する現地人しか知らないみたいな感じ、と考えてください。お金の話はキリがないんですが、とりあえず僕は3と4をチョイス。電話先の人を信じてみることにしました。あと、その場で次の行動を決めなければならない冒険心もありました。3の場合、まずプーケットからハジャイ(Hatyaiと書く。ここはまだタイ)という街に出ます。そこで、プーケット行きのバスに乗り換え、越境します。

移動当日

8:00出発のバス。チケット購入の際は、7:50に… いや7:40にターミナルに来ること、となんか念をおされた。ハジャイ行きは、1番のところです。
プーケットバスターミナル

どうせ、時間どおりに出れないんだろ、と思いながらも言われたので、ちゃんと7:40、いや余裕を持って7:30に着いた(着いてしまった)。8:00になるもバス現れず 笑 その代わり、なにやら朝礼が始まった?音楽が流れて、みんな立ってました。
プーケット朝礼

8:10 なんかちっさいの現れた。一瞬、日本の救急車感を醸し出す。
プーケットミニバン

どうやら、このミニバンで行くらしい。8:20頃に乗客3人を乗せて、出発。いつも通りの展開ですが、道中で乗客を拾ったり落としたりしながら目的地へ向かう。一般道、高速道関係なく、とばせるところはガンガンとばす運転手。信号ないと平気で、時速100~120kmでコンスタントに走行するものだから、心の底から無事故を祈っていた。何を隠そう、

ひとりクソまじめにシートベルトがっちり着用していたのは、僕です。

乗り継ぎ地ハジャイ

休憩等も含めて8時間後にセーブポイントであるハジャイに着きました。で、スコールでした。雨量が台風並みでした。バスは屋根のないところで停まりました。バスの運転手さんがターミナルの人に電話して、傘を手配してくれました。しかも、重い荷物を持つ観光客の僕ら(もう一人いた)のために

傘をさしてくれました!

これは非常に感動しました。たった数秒間の気配りですが、とても嬉しかったです。これぞサービス業ですよね。ちなみに、現地人と思われる方々は、さっさとダッシュしていなくなってました。しかし、ここハジャイのバスターミナルは英語表記が少ない!タイ語はもはや、アルファベットではなくサンスクリット(?)なので、やばいっすよ 笑 最初はビビりました。しかし、“Information”ってテキストを見つけて一安心。

情報収集開始。

ハジャイには電車の駅があるんですが、一日に一本でしかも早朝。駅はバスターミナルから4km離れていてトゥクトゥクを利用する必要あり(50THB)、電車賃は不明、とのことでした。ハジャイに一泊して電車という手段もありますが、これらのことから総合的に判断すると、安くおさえられない気がした。

なので、最初に選んだ4(バスと電車とフェリーのコンボパターン)はここで却下。

あー でも電車で国境越えてみたかったなぁ。4が消えた後に残るのは、3(バスを乗り継ぐパターン)です。「ペナンに行くバスはあるか?」と聞くと、ターミナルの近くにあるバスチケット手配オフィス(たくさんありすぎ)に行けば分かるとのこと。

「一番安い店は?」

と聞くと

「知らない。」

と言われた。

スコールの中…
1店舗目、450THB(1670円)
2店舗目、満席

満席ってのを聞いて、最初の店舗に戻ることにしました。結果的に、450THBってのはまぁまぁだったっぽいです。ハジャイに着いてから合計1時間近く経ったころに、予約した次のバスが迎えに来ました。やはりミニバン。しかも車内むっちゃ寒かった。パーカー着ました。乗客は(たぶん)タイ人と自称ピアニストのフィリピン人と僕の三人。

ハジャイを出発

そんなこんなで、ハジャイをあとにします。
ハチャイバスターミナル
雨はあがっていました。

珍事

車を走らせること数十分。まずは、運転手の家と思われるローカルな場所に寄りました。運転手、まさかの家に入って数分後、何事もなかったかのように着替えて出てきました 笑

さすがに、ふきました 笑 めっちゃ自由 笑

気を取り直して

着替えたおっちゃん本領発揮
時速100km超えで国境に向かいます。結構こわかったんですが、これだけのスピードを出せるってことは、それだけ道路がちゃんと整備されているってことなんですよ。そんな思いも束の間、国境に着きました。20時近くになっていたので、出国審査は一人も並んでいませんでした。最短記録更新か!?すぐに先に進みました。だが、面白いことにミニバンは、出国審査の手前で待機していたので、道路を歩いてタイに戻りました 笑 全員そろったらミニバンで入国審査へ向かいました。

ここは慎重に。

3人くらい並んで、いくつかの質問を受けて、終了。ただ、面白いことに入国審査の隣のデスクから猫の鳴き声が聞こえてきました。いいのか!? 海外ではいろんなことが起こりますね。入国審査を終えた後は、事前にネットで情報を得ていた謎の溝を見学し、再びミニバンに乗車。
タイ国境溝

ペナンに着いたのは21時過ぎだったかな。今どこにいるんですか問題をすんなりクリアして、事前に調べておいた安宿に歩いて向かいました。空きもあったので、助かりました。プーケット宿を7時過ぎに出て、ペナン宿に22時過ぎに着くという旅路でした。なかなかスリリングなドライブで楽しかったです。

☆プーケットからペナンへの移動☆
移動手段:ミニバンの乗り継ぎ
バス停間の所要時間:約13時間
料金:360+450=810THB


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