前回の記事で、シャウエンについて書こうと思ったのに、移動編みたいな感じで終わってしまいましたね 笑
シャウエン(シェフシャウエン)の観光
青い街並みシャウエンの魅力
シェフシャウエンもしくは、シャウエンは、通常タンジェからバスで2時間くらいの山間部にある小さな村です。アンダルシアのコスタデソルは「白」を基調とした町並みが続いていましたが、ここシャウエンは「青」です。
この町全体の写真、町の頂上から15分くらい歩いたところにある教会みたいな建物があるところから撮りました。ここから眺める夕焼けが美しいというので、早めに行ってスタンバイしようと考えていました。
現地のマリファナ売りにはご注意を
が、途中で現地人につかまってしまう筆者。すぐ近くにうちがあって、マリファナ栽培しているから見るだけ、写真だけ、どう?って感じでさ。彼らいわくモロッコでは合法らしい。確かに宿の人が「ハシシ」と呼ばれるモノを吸っているのをよく見かけました。そして、どの町に行っても、「ハシシ?」とよく声をかけられます。
夕焼けを楽しみに教会まで行ったけど、この人が付きまとうのでゆっくりできず。追い払ってもしばらくすると戻ってくる。再度、粘って追い払う。また戻ってくる。しかも今度は、「写真、何枚撮った?撮影は有料だ」と、わけのわからんことを言ってくる。もう面倒くさくなって、夕日が見れる前に戻ることに…
(夕焼け)<(面倒くささ)
あ、その人が見せてきましたが、お初マリファナ拝見でした 笑 観光地でこんな普通に見れてしまうんですから、相当ポピュラーなんでしょうね。
ゆっくり観光できないのがモロッコ。今はそんな風に感じます。人に話しかけられるのが好きなら、全く問題ありませんね。
さて、シャウエンはメディナと呼ばれる旧市街的なところが青いです。オーストラリア人に“very blue”って表現してみたらツボってました 笑
シャウエンの街歩きスタート!
旧市街の入口から
そんなシャウエンのメディナ入口は青
門の横の通りでは、ラマダン中にも関わらず多くの人が行きかいます。みなさんよく水も飲まずに行動できますね…
門をくぐると、たくさんのお店が並んでいます。「ジャパン?」、「オハヨー」、「コンニチハー」などの日本語が飛び交います。ほんと日本語を知っている人が多いです。
本当に青かった!

町中が青すぎて、どうなってるのかよく分かんないような写真も撮れてしまいます。
どのお土産屋に行っても「ハンドメイド」を強調してきます。観光地だからか英語がよく通じます。てか、日本語も単語なら意外と通じるという 笑
このハンドメイドの絨毯、いろんなとこで売ってますが、基本的に料金交渉が必要ですのでちょっと面倒です。でも、シワは付きにくくて、とっても丈夫。ライターであぶっても引火しないつわものまでありました。すぐ帰国するならお土産にいいと思うけど、僕の場合は荷物になるのでいつも話だけ。小物系ならと思い、アクセサリーを見に行きました。
よさげなブレスレットを見つけたので、値段を聞くとまさかの400MAD.(前も言いましたが、500mLのコーラが5.5MADです) 10か20くらいだな~と思っていたので、値段交渉もする気がおきなかったですわ 笑
シャウエンの旧市街内のレストラン
シャウエンのメインスクエアには、観光客向け(値段が少し高め)のレストランが数軒出ています。ラマダン中の食事処はなかなか見つけられず、僕も2回お世話になりました。がっつり日本語表記のお店もありましたよ。
それぞれ量がどの程度かによりますが、メディナのメインスクエアにおいて、このセットで35MADは安めです。
アルカサバ
入場料は10MAD(127円)。チケット売り場のおばさんは、外で他の人とおしゃべりをしているほどの緩さ。なかを一通り見てみるもこれと言っておもしろいものはありませんでした…
説明文もありますが、アラビア語とフランス語(?)のみ。現地人向けでしょうかね。敷地内には塔があるので、登ることができ、町を見下ろすことができます。
シャウエンの街並み風景
なんもないっすね 笑 ちなみに新市街の方は特別青いわけではありませんでした。町中に戻りましょうか。
街中で出会える猫ちゃんたち
この町では、たくさんの猫に出会えます。青い町中でのんびりしている猫は画になりますし、癒されます。
このつぶらな瞳、やばいでしょ。今までの旅の中で最も心打たれた瞬間でした 笑
ラマダン中は写真撮影の絶好の機会
日中は暑いのはもちろん、ラマダンということもあってか、メディナ内にはあまり人がいません。写真を撮るなら絶好の機会。暑さに耐えきれなくなったら、宿に戻って一休憩。僕はこの宿でした。
さすが。宿も青いです。6人ドミトリー、一泊70MAD(税込み)。あとから聞いた話ですが、少し高めらしいです。ドミトリーなら50MADくらいで泊まれるんだとか。
川へダイブ!
みんな飛び込みを楽しんでいました。この日のラマダンが終わるまで、水浴びで耐えるんでしょうか。
シャウエンの街歩き – 感想
途中で無言のおじさんに追いかけられたり(すっげー怖かったけど、普通に良い人だった 笑)、ハシシおっさんに付きまとわれたりしていたら、その日のラマダンも終わり夜を迎えました。
夜のメインスクエア。
白い村ってのは何度か見てきましたが、こんな青ってのは初めて。モロッコに来て、最初の滞在場所だったということもあって、慣れておらず面倒くさく感じる場面が多かったです。でも、今思えばシャウエンは比較的過ごしやすい環境だと。親切な人も多かったですよ~
読者のみなさまからのコメント