日曜日のミュンヘン。街中を歩いていると、いたるところでビール片手に盛り上がっている人たちを見かけました。何のフェスティバルだろう?
ドイツ語読めない。
なんか、ミュージシャンっぽい人がいたけど。
人が集まる場所は、一般的に楽しいところです。だから人が集まるんですから。しかし、多くの人でごった返すような場所は楽しい反面、危険も潜んでいます。その代表例が盗難です。観光地では、外国人は恰好の獲物です。私は日本を出発してから現金やパスポート、その他電子機器類の盗難被害には遭っていません。旅の中で出会った日本人で盗難被害にあったものは、スマホやデジカメ、電子辞書などがありました。これくらいなら、まだかわいい方かもしれません。
今回は、同じ部屋に宿泊しているクロアチア人の人がやられました… ミュンヘン中央駅で買い物をした際、財布をテーブルに置いたことを忘れて
5秒間ほど
その場を離れてしまったらしいです。
「あっ!」
と思って戻ったときには、
時すでに遅し。
数百ユーロの現金、クレジットカードやキャッシュカードなど全てが消えてしまったとのこと。警察と一緒に監視カメラを見ると、その一瞬のすきをついて誰かが盗っていったのが映っていたらしいのですが。まぁ、まず戻ってくることはないでしょう… もうかける言葉がありませんでした… 彼に残されたものは、身分を証明できるパスポートのみ。バックごと盗られなかったことが不幸中の幸いと言ったところでしょうか… 一人身の彼にとって現金ゼロからのスタートは、厳しいものであったことは容易に想像できますね。明日は大使館とどこか(理解できなかった)の往復デーになるらしい。
こういう実体験を間近で聞くと、もしもの時のための準備というのは欠かせないのでしょう。旅に慣れてきた頃が一番危なそう。敵はいつも鋭い目で獲物を狙っていますから、こっちが一瞬でもすきを見せるもんなら… 彼は不幸なことにその餌食となってしまったのですが… 僕は宿を一歩出たら街中を歩くときはもちろん、ご飯を食べるときも
カバンは自分の前
にしています。肩凝りますが、これは鉄則です。僕の場合、一ヶ所だけを常に気をつける方がやりやすいので、貴重品は全てそこにまとめています。かばんを盗られることを想定していないが、強盗に遭えば無理矢理持っていかれることも可能性としてはゼロではないでしょう。もしそうなったとき、どうするか。現金、パスポート、通信機器や相棒のNEX-5N(カメラ)などPC以外は全て消えてしまいます。対策を講ずるべきであると感じました。
まずはないがしろにしていた大使館について調べる必要がありそうです。いざという時には、絶対的に信頼がおけ、必ず助けになってくれるでしょう。今回の話は他人事だが、自分にも十分起こり得ることだと再度、危機感を強めて残りの旅を続けたいと感じました。あぁ、旅ってのは一歩誤ると大変なことになるんだな… 財産だけでなく、その後の時間も気持ち良く過ごせないだろう… そんな教訓を(言い方悪いですが)他人の不幸から学んだミュンヘンでの一日でした。
で。
なんでそんなにwifiが繋がりにくいの!?
写真全然アップできないし。
イライラさせるランキングで常に上位にランクしている項目。
それがwifiの電波の弱さ。
読者のみなさまからのコメント