本日のひとこと
ついに。晴れた!(パンパカパーン) 夜までもってくれるといいな~(星空鑑賞したい)
前回のブログでメルボルン市内は、そこそこ見どころある話をしました。さらに。メルボルン近郊にも、ヤラバレー、フィリップ島、モーニントン半島などなど、いくつか見どころあるようです。
グレートオーシャンロードのツアー
ツアー会社wild lifeのツアーに参加
今回の内容は、その一つであるグレートオーシャンロード。に、行ってみた編。ツアー会社はwild lifeっていうところを利用。オーストラリアに来てから、英語が聞き取れないことが多かったので日本語のツアーを探しました。しかし。案の定高い… ランチもついてないし… しまいには、日本人スタッフも「内容はほとんど同じなので、英語でもいいのでは?」と言ってくれるので… という経緯で、wild lifeの英語ツアーを申し込みました(109AUD、約9400円)。
結果、オーライ。ガイドさんの英語は思いの外、非常に聞き取りやすい。どうやらアメェェェリカ出身だったみたい。聞き慣れた発音で比較的ゆっくり。さらに、このガイドさんのツアーへの意気込みがすごかった。もう、いたれりつくせり。ツアー参加者どうしを仲良くさせて、ツアーをより盛り上げる努力もすごい。車内でマイク使って英語でツアー参加者たちが順番に自己紹介するコーナーが始まるとは思わなかったよ 笑 日本じゃ絶対に発生しないイベント。面白い!
ツアーの話はもちろん、オーストラリアの歴史やベジマイトの話を聞きながら、バンはグレートオーシャンロード入口へ向かいます。
グレートオーシャンロードについて
グレートオーシャンロードは、第二次世界大戦で活躍したオーストラリアの兵士に捧げるために建設された全長200km以上にも及ぶ海岸線の道路。道沿いには、サーファーの聖地とも言われているトーキーという町が存在し、世界的にも有名なドライブルートになっているらしい。ツアー利用の際は、進行方向の左側の席を確保することをお忘れなく(帰りは日が落ちてます)!
この日、メルボルン市内は晴れていましたが、海岸線はちょっと残念。
でも、外を歩いている間は雨が降らなかったのでOK. てか最初だけでしたね、曇ってたの。
野生のコアラ見学
途中で野生のコアラを見るためにちょっと道をはずれてくれます(ガイドさんのアレンジ。この人、上級者や)。望遠レンズを持ってくればよかったと後悔。器用に木の上で寝ています。彼らは、たまに落ちるそうです。
コアラは一日に20時間以上寝ているらしい。みなさん、ご存じの通り、栄養が全然ないユーカリの葉しか食べないから、あんま動くことにエネルギーを使えない。 さて、この写真ではどこにいるでしょう?笑
コアラに関する雑学
ちなみに、「コアラ」は先住民アボリジニの言葉で「水を飲まない」という意味。水分は72時間かけて消化するユーカリの葉から得ているんだとか。 こ、効率わる…
コアラは見て終わり。彼らは基本、寝てますからね… てか、メルボルンがあるビクトリア州ではコアラを抱っこすることは法律で禁止されているんだって。動物園とかで抱っこして記念撮影したければ、別の州に行きましょう(筆者は15年前にケアンズ(クイーンズランド州)で抱っこした気がする)。
カラフルな鳥さんたちと戯れる
オーストラリアでは、日本ではペットショップでしか見ることのできないようなカラフルな鳥たちを普通に見つけることができます(町中でさえも)。 餌付けとかできちゃう。
彼らは一応、野生の鳥。しかし、ここまで寄ってくると人間慣れし過ぎていて「準野生」って感じ 笑
次から次へとやってくる。かわいいです。調べてみると、名前は○○インコなのに、どちらもオウム目オウム科らしい(日本で有名なセキセイインコはオウム目インコ科なんだとか… 分類学って難しい)。
キバタン、かわいい
ランチタイム
餌付けで盛り上がった後は、昼食。小さな町でとります。ツアー代金に含まれています。量が多い… (ケバブを注文)
レインフォレスト
見慣れない植物がたくさん。これ、たしか食べられるって言ってた気がする…
ここの散策は個人的にお気に入り。
グレートオーシャンロードのハイライト
ここから1時間以上、車を走らせて、いよいよ最大の見どころ、グレートオーシャンロードの奇岩たちに会いに行きます。
もちろん自然の力で作り出されています。
12人の使徒
12個の奇岩を「12人の使徒」と名付けています。しかーし。自然の浸食作用によって、4つの奇岩は崩壊してなくなっています(最近だと2005年7月3日)。だから今は、8個。
ちなみに、この奇岩たち、昔は「母ブタと子ブタたち」というなんともいいがたいネーミングだったんだとか。年に2cmずつ削れているそうです。
年中こんな感じで当たられたら嫌になっちゃいますよね… 地質学者によるとこの先50~500年で全滅しちゃうんだとか。復活なしの期間限定です。
陸側の景色は、今日も一日が終わるんだな~というような景色です。
ガイドさんいちおしのロカ・ゴージ
乗客乗員あわせて54人を乗せたロカ・ゴージという船が転覆。乗員のトムと乗客のイーヴァの2人だけがこの入江に辿り着き助かったそう(トムは1時間かけてイーヴァを海から救出)。
翌日、トムが入江から崖をよじ登り、助けを求めに行ったんだとか。勇敢すぎるよ、トム。
夕日に照らされるロンドンブリッジ
最後は、当然、夕日でお別れ。ロンドンブリッジと呼ばれています。
昔は陸続きだったけど、これも崩れちゃったんだって。そのとき、観光客二人があそこに取り残されてしまったそう。
日没後は季節によって寒いので要注意
訪れたのは9月。
あまりの寒さに、脱落者続出。3分の2以上の人がバンに戻ってしまいましたが僕は最後まで変わりゆく空と海の色を堪能していました。ガイドさんいわく、日没後、この浜辺にペンギンたちが帰ってくるらしい。見たかった…(もう帰りたいよって人、多数で帰ることに)
この場所で夕日を見られたのは、最高でした。絶景ポイントだと思います。この熟練したガイドさんのツアーに参加できてよかったです。
読者のみなさまからのコメント