To the Stones:ストーンヘンジへ

ストーンヘンジを訪れてみました

イギリスで世界遺産に登録されていて、世界的にも有名な石たち。みなさんお分かりの通り、そう、ストーンヘンジ。行ってきました。
11ストーンヘンジ外観

ツアーを利用してストーンヘンジへ

これも半日観光ツアーを利用(ロンドン発着、ストーンヘンジ入場料とオーディオガイド込みで44GBP)。個人で行くとなると、ロンドン市内からソールズベリーという町まで電車で行き(往復37GBP)、そこからストーンヘンジまでのバス(ストーンヘンジ入場料込みで25GBP前後)に乗る必要があります。こうなると、ツアーを利用した方がラクで安い、ということでツアー利用。

ツアーと言っても、バスの運転手がロンドンからストーンヘンジまで連れて行ってくれて、オーディオガイドを渡してくれるだけの簡単なもの。現地での2時間の見学は各自好きなようにできます。それにしても、通常のストーンヘンジ入場料14.7GBPとオーディオガイド2GBPは高すぎないか?まぁでもバッキンガム宮殿の入場料が20GBPくらいかかることを考えれば普通、なのか…?

ちなみに、レンタカーで来れば近くを通る道からストーンヘンジを眺めることできます
12ストーンヘンジ道路からでも見れる

てか、現地に着いてから石の周りに到達するまでの間に(シャトルバスを使わなければ)チケットのチェックポイントがないっぽいんだが

ストーンヘンジの歴史について

紀元前にはその原形となるストーンサークルができていたそうですが、現在は石の再配置や新しい石の設置によってできたストーンヘンジの一部が残っている状態。以前は石のすぐそばまで接近することができましたが、地面へのダメージ軽減や落書き防止のため、現在はロープがあって一定のところから近づくことは基本的にできません。高級なツアーに申し込めば、サークル内でサンライズを拝めたり、サンセット後に入ったりすることもできるそう。

通常の入場でも、ここまで近づけます。
13ストーンヘンジ近づくことはできる

かなり劣化がひどいとは知りませんでした。下の写真の中央に写っている大きな石なんて、がっつり補強されているのが分かりますよね。
14ストーンヘンジ補強後

これもナショナルトラストが管理・維持しているそうですが、周囲に何もなく雨、風にさらされるこの環境での保護は難しいそうです。

ビジターセンターで歴史を学ぶ

ストーンヘンジそのものから離れた位置(といっても普通の人でも歩ける距離)にビジターセンターなるものが最近オープンしたそうで、これまで明らかになったストーンヘンジの歴史を知ることができます

一番おすすめの展示がコチラ

その中でも一番の見どころが、ここ。
15ストーンヘンジミュージアム2

ストーンヘンジができるまでの流れを紀元前から追っていきます。360度スクリーンが広がっているので、サークルの中心にいるような感じで鑑賞できます。

ストーンヘンジはこうやってちゃんと柱と天井で円をなしていたんですね。
15ストーンヘンジミュージアム1

しかも、これらの石には「でっぱり」と「へこみ」がそれぞれあって、柱と天井が接着剤を使用せずに固定されているんだとか。単に石の上に石を乗っけただけかと思っていたので、驚き。大昔ですから金属なんてないんですよね。そうなんです、鹿の角を使っていたんです。

現在に至るまでの経過状況を知る

現在のストーンヘンジに至るまでの外観の模型。
15ストーンヘンジ過去の

ストーンヘンジを作った職人の住処

ストーンヘンジを作り上げるために働いていた人が休憩する場所だった家の再現。
16ストーンヘンジ小屋

石のレプリカで運搬体験

ストーンヘンジを構成する石の模型。
17ストーンヘンジ力試し

石の先端にヒモがついていて、引っ張ることができます。当然動きませんが、「この石を100人で動かす」と仮定したとき、あなた(つまり、引いている人)が、あと何人必要かを見積もってくれます。僕の力の場合、あと98人いれば運べるそうです… ヒモが抜けて思いっきり倒れるんじゃないかと心配していたので全力を出し切れませんでした

と、言い訳をしておこう。

ストーンヘンジ – 感想

2時間の見学でしたが、個人的にはちょっと足りないです。ストーンヘンジだけのオーディオガイドだけでも全部聞いていたらかなりのボリュームがあります。お土産屋も充実しているし、ストーンヘンジ周囲にも関連した、例えば塚が点在していたりして、見て回ることもできます。オーディオガイドをちょこっと聞きながら、写真を撮って、お土産買って満足できる方にはお得感がしっかり得られるツアーだな、たぶん。

最後は、ストーンヘンジのミステリーさにひかれて、土産物屋で日本語のガイドブックを購入してしまいました(5GBP)。

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