本日のひとこと
日本人をやたら見かけると思ったら、今はお盆休みで連休ってわけか。ま、観光している場所にもよるんだろうけど。
ポーランドの首都ワルシャワを訪れて
ワルシャワについて
ちょっとあきましたが、今回の記事はポーランドの首都ワルシャワ。
調べてみると、ワルシャワの町は第二次世界大戦でボロボロに。それでも旧市街内のマーケットプレイスを中心にワルシャワ歴史地区として世界遺産に登録されているとのこと。それは昔のスケッチや写真をもとに、ワルシャワの人々が建物のヒビに至るまで町を正確に再建したからみたい。「ポーランド国民の情熱」にユネスコが心打たれたらしいですよ。
うん、たしかに旧市街は他のヨーロッパ諸国と同じように中世の街並みって雰囲気が感じられました。
ワルシャワ市内観光
ちょっと意外だったのが、おしゃれなレストランが多いということ。
ワルシャワっていう名前から勝手に「ごつい」イメージがありました 笑
パリのパンテオンでお墓を見ましたが、マリ・キュリーはワルシャワ生まれだったんですね。
発見した放射性元素ラジウムRaとポロニウムPoの元素記号が壁に描かれていました。
この日の夕焼けは超オレンジ。とってもきれいでした。それを写真で伝えるのが難しいですなぁ…
ブログ書くときになって気付きました。お気に入りの路地みたい。
旧市街(たしか東)に架かる橋から眺める夜景もなんとも言えない美しさ…
川面に反射する橋のライトがいいですね~ 一見の価値あり。望遠レンズを持っていきましょう。
ピアノ好きが訪れるべきワルシャワ市内のおすすめスポット
ワルシャワの一番のみどころは?
と聞かれたら、やはり上記の旧市街が一般的な正解でしょう。しかし、クラシックピアノが好きな人にとっては必ずしもそうではないかもしれません。そう、ピアノ界では知らない人はいないフレデリック・ショパンゆかりの地です。生まれはワルシャワの近郊の村だったみたいですが、ショパン(Chopin)がポーランドを後にするまで住んでいた場所はワルシャワなのです。
ショパンミュージアム
入場券はこの建物の前にある施設で購入できます。嫌がらせなのか知らないが、やる気のない顔でお釣りの3PLNを20グロシュ(セントみたいなもん)15枚で返されました。友人も同様に15枚返されていました。
さて、このミュージアム、とにかく展示の仕方に工夫が凝らされていました。例えば、この写真
の白色円の上に立つと、対応するスピーカーから音楽が流れます。
こちらは、ピアノの横にある楽譜を選び譜面台に置くと、選んだ楽譜のピアノ演奏が聴けます。
でも、実は白い何か(名前が分からない)に上から楽譜を投影しているんです。次のページを開くと投影される画も変わります。直接タッチすれば、曲を再生したり早送りさせたりできて、新感覚。ショパン好きはしばらくの間、聴きいっちゃうかも。僕は新たにプレリュード(前奏曲)が気に入りました。
練習曲ハ短調作品10-12らしい。日本ではよく「革命」とか「革命のエチュード」って言いますよね。ショパンは革命を意識して作ったわけではない説が有力みたいですが(wikipediaに詳しく書いてあります、曲も聴くことができる!)。あとから思ったけど、これ複製?原本?
全体をゆっくり見ていたら、かなり時間を要します。最初の方に述べたように工夫が凝らされているからですね。
ショパンミュージアムの場所
ポーランド最後のグルメはコチラ
ゴウォンプキ(Gołąbki)
宿で同じ部屋に宿泊していたポーランド人に紹介してもらったポーランド料理(16PLN)。530円くらいか。名前は忘れました 笑 たぶん、ゴウォンプキ(Gołąbki)ってやつ。ロールキャベツですね。やっぱポーランドは安くてうまい!そして、量も多い!!
ワルシャワ市内観光を終えて – 感想
オランダ、北ドイツと時には長袖が必要なくらい涼しい夏でしたが、ワルシャワ(クラクフも)は、日中は30℃を超える暑さでした。ただ、やっぱりカラッとしているので、比較的過ごしやすいです。
そんなワルシャワ、ショパン生誕の地ということを世界にアピールしようと努力しています。毎週日曜日には屋外フリーコンサートを開催したり、毎日室内で無料の小規模なピアノリサイタルを開催したり… 人々の音楽に対する力の入れ方がすごい、ザルツブルクに肩を並べる音楽の町になれるのか!? そんな町です。空港の名前だって「ワルシャワ・ショパン空港」ですから 笑
読者のみなさまからのコメント