本日のひとこと
僕の旅は、せいぜい半年。今ではそう感じます。始まった頃は、(いい意味で)長いな~なんて思っていました。でも、旅先で出会う一人旅している日本人の多くは1年以上の人がほとんど。僕の旅のスタイルは、一つの場所に長居せず常に移動し続けるスタイルです。しかし、時には休むことも必要でしょう。今まで、マレーシア、ドイツ、ギリシャで5日前後、泊めさせてもらう長期滞在がありました。あまり意識することなく、いい休養になっていたのかもしれません。たまには、一つの町に長期滞在することも旅の楽しみですな。そんな現在は、日本人男性の方と二人で宿を独占中(笑) 今晩で、かれこれ4泊目。普通に「家」として使っている感覚です 笑
次の目的地はカディス
さて、容赦なく照りつける太陽光のもとマラガの次に訪れた町はカディスです。
カディスってどんなところ?
市役所前の旧市街中央広場にて。ちなみに、この日の天気は気温39℃で、湿度は17%. アンダルシアの典型的な夏の気候でしょう。
カディスは、コロンブスがアメリカ大陸を発見するに至った航海の出発港として知られています。旧市街は端から端までが2km程で、ほとんどの道に日陰があるので、歩いて散策するのにもってこいの場所です。
そんなカディスには、マラガからアルヘシラスという町を経由するバスで向かいます(4時間、27.64EUR)。その道中、見ごろを迎えたひまわり畑をいくつか見かけました。
カディスのバスターミナルは、鉄道の駅と同じ場所で旧市街を出てすぐのところにあります。
カディスの旧市街を散策してみよう!
ターミナルから旧市街へ。まず見えてくるのは城壁と塔。ここを抜ければそこはもう旧市街内です。
カディスの旧市街には、目的別によってどうやって散策したらよいかを示す「ライン」があります。
僕は特にこれに縛られることなく散策しましたが、非常に分かりやすい案内ですね。
メルカード
まず向かったのがメルカード。メルカリのカードじゃないよ 笑
市場です。マーケットは午前中にかぎりますね!
それぞれの店が番号を掲げています。んで、しっかり区画化されています。
魚介コーナーは建物内なので、暑苦しくも感じます。でもやっぱり、活気あふれる売り場は、一度は目にしておきたいところ。
カテドラル
この角度からだと特徴がわかりません… 僕が訪れた時、聖堂内部は多くの人であふれ、ちょうど何かがおこなわれていたようでした。とりあえず涼しい。
カテドラル前の広場では… これ何ていう楽器だっけ?笑 かなりうまかったなぁ。
市役所
カディス旧市街内にある市役所。THE ヨーロッパ 感が伝わってきますね。

市役所前の広場は、旧市街の中心広場と言ってもいいくらい、いくつかバルがあってお客さんもいて、パフォしている人もいました。
カディスの気になるグルメ
そろそろ昼食の時間ということでしたが、僕は以前からずっと気になっていた店があったので、そこを調査してきました。 ここです 笑
この店では、子どもたちが美味しそうなヨーグルトを手にしているのをよく見かけていました。
まず、ベースとなるものを選びます。僕は初めてなので、真ん中の「フローズンヨーグルト」を選択。
クラシックサイズの場合は、トッピングを2つ選べます。これが難しい。悩む悩む…
見た目的には、ミスマッチなものを選んでしまったようです 笑
フローズンヨーグルト自体が甘いので、そこにチョコレートをかける(予想以上に多い量かけられた)と、かなり甘いっす… シャリシャリのあま~いヨーグルトはGOOD. スペインの会社で、今では国外展開もしているそうですが、日本にはないみたい。スペインで一休憩の際に立ち寄ってみては。
甘いものでチャージ完了ということで、街歩き再開です。
カディスの街歩き再開:まずはビーチ
カディス旧市街は海に突き出たような形をしているので、城壁の周りには海が広がります。新市街、旧市街ともにビーチがあり、多くの観光客で賑わっていました。こちらは旧市街方面から見る新市街のビーチ。
高級リゾート地ではなく、海水浴場といったところです。
シエスタ中のカディス旧市街内
町中に戻りましょう。シエスタ中のカディス旧市街内の道を歩くとこうなります。
上記の写真もそうですが、カディスにある住居のベランダをよくよく観察すると、出窓みたいになっているのが分かります。調べてみると、昔のアイルランド人の商人たちの影響らしいです。カディスの歴史を感じられる部分の一つとして挙げられるでしょう。
旧市街の西端のちょっとした公園
さて、旧市街の西端にはちょっとした公園が広がります。シエスタ中は、ここで時間をつぶしていいました。
これさ、偶然なのかな? 誰かがいたずらしたとしか思えないほどの完成度の高さ。
普通にベンチに置いてあったけど、忘れ物か? おいしそうやん。
タビラの塔
タビラの塔(一部ガイド付きで6EUR)。個人的にカディス観光スポットで最も推しです。
18世紀に、タビラの塔は水平線を見渡して、船の入港をコントロールするために使われていたそう。こんなような塔が、旧市街の北と東に大小あわせて126あるんだとか。
残念ながら、この部分に関しては撮影禁止でしたので、パンフレットの写真を載せておきました。写真の通り、目の前の円形のスクリーンに町の様子が映しだされます。リアルタイムでそのまま投影しているので、通行人や車は手で拾い上げられるんじゃないかと思うような感覚に陥ります。基本的に解説はスペイン語。英語ガイド希望の場合は要予約。といっても、受付に行って何時の回に戻ってくればいいか聞けばいいだけです。
塔の最上階はガイドなしで上がれます。途中、簡素ながら展示室もあります。
この記事でも最初の方に出てきたカテドラルも高い位置から見ると、特徴的な黄土色のドームが見えます。
旧市街内をまーっすぐ突き抜けるサクラメント通り。タビラの塔もこの通り沿いにあります。ガイドによる町の案内を聞いた後に、屋上へ行き実際にそれらを眺めながら復習するってのもいいかもしれません。
カディスの観光 – 感想
ということで、カディス、いかがでしたでしょうか。
歴史を感じることができる旧市街と家族や友人で気軽に海水浴を楽しめるようなビーチが同じ場所にあるので、異なった方向から楽しむことができるんじゃないでしょうか。
行ったけど書いてなかったり、行かなかった観光スポットがあったりしますが、上記の内容だけでも、個人的におススメ度の高い観光地です。
ぜひ。
あ、そうそう。スペイン大好きな日本の友人がおススメするのは、カディスからアクセス容易なヘレス(Jerez)という町でしたよ~ 僕は、スペインを出た後に聞いたので行かなかったんですが…
読者のみなさまからのコメント